◇多摩は新選組の近藤勇や土方歳三、沖田総司が生まれ育った地である。
江戸時代の終焉を迎える、幕末維新の激動の時に、彼れらは生まれあわせた。
◇多摩川と浅川が合流する三角州に、石田村があり、そこに土方の家がある。
傷薬や労咳の薬を、三角州に生えた薬草で作っていた。
◇土方は、新選組の副長として非常の集団の参謀であった。
私は以前、近くの旧家で彼の直筆を見たことがある。
家人に言われるまで、女性の字と思うくらい、やさしく、線の細い文字だった。
京に上る時、その旧家にあいさつに来た際の、決意の唄であった。
歴史の瞬間に共存している思いが飛来したのを 鮮明に記憶している。
◇彼の残された写真があるが、フランス式の軍服で椅子に座り、日本刀を差して
いる。総髪で優しい顔である。
五稜郭で総攻撃前の、死を覚悟した写真である。
彼は、市村という部下に命じ、故郷にこの写真を持ち帰えらせている。
故郷の地に、どの様な思いをはせたのだろうか。
◇時の流れに、体制の存続を必死で支えた人物である。
多摩にいたころは、人を笑わせ、皆のやる気を起こさせるような若者だったらしい。
◇今はこの三角州に、夏の月見草が咲き、セキレイが鳴きながら飛びかう。
この地に立つと、夏の風が私の頬を、撫で通り過ぎる。
私には、遠い時代の彼の笑い声が、時間を超えて聞こえてくる様だ。
◇当社の、通称せせらぎ君「清流のせせらぎ/ハーモニーストリーム」の
自然景観の落水の部分には、多摩川で繰り広げられた出来事への、
想いがこめられている。
加湿する水を、流水循環させ、自然の摂理で「うるおい」を提供する。
・流水で《水》自らが活性化。
・循環で、和・輪に通づる。
小型パーソナルの可愛い本物の最適調和エコ加湿器です。
◇今は、文京区にいるが、セキレイの親子が舞い込んできた。
つづく
住所:東京都文京区関口2-8-4
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